入学当初は新品でキラキラ輝いていたランドセルも、いつの間にか黒っぽく黒ずんできたり、シミなどが出来ていることがあります。
最初は親御さんも綺麗にしておきたいと定期的に拭いたりしてお手入れをしたりするのですが、学年が上がるごとに手入れする機会も減って汚れが目立ってきます。
それでも拭き取っただけで綺麗になれば良いのですが、中にはいくら掃除をしても落としきれない汚れなども出てきます。
そうなった場合、ランドセルをクリーニングしてもらえると助かりますよね。
でもランドセルってそもそもクリーニングがあるの?
もしあったとしても費用ってどのくらいかかるの?
など様々な疑問が湧いてきます。
そこで今回はランドセルをクリーニングに出すことは可能なのか?もし可能だった場合クリーニング費用はいくらなのか?についてご紹介していきたいと思います。
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ランドセルが汚れてしまう原因って?
6年間の内色々な状況でランドセルを使用することが増えてきますよね。
使っている間にも普段学校で使用している文房具などの汚れがついたり、様々な汚れが付きやすい状態にあります。
そもそもランドセルが汚れる原因ってどんなものがあるのか?知っておきたいですよね。
幾つかお話ししていきたいと思います。
背当てが汚れるのは衣類の色や汗ジミが原因
まず1番汚れが目立つのが背当て部分です。
背当ては「白色」で出来ていることがほとんどなので、ちょっとした黒ずみやシミが目立ちやすい状態にあります。
そして汚してしまう原因になるのが「衣類の色落ち」や「真夏の汗による汗ジミ」です。
特に女の子はピンクや黄色など派手めの色の衣類を着る事も多く、色落ちしやすい傾向にあります。
真夏の汗ジミは誰しも有り得ることで、気温の高い真夏日に登下校していれば勿論汗なども沢山かいて背当てに染み付いてしまう事も有ります。
文房具などの汚れが原因
ランドセル内側は1番汚れやすい箇所で、文房具をいっぱいに詰め込んだ筆箱は蓋がきちんと閉まらない事も多く不意に開いてしまって鉛筆などが出てしまうことがあります。
それから低学年の男の子であれば、なんとなく油性ペンで落書きをしてしまったり遊びで汚してしまう事も考えられます。
自分で落書きをしたのではなくても、油性ペンの蓋がきちんと締まっておらず蓋があいてインクがついてしまう事もよくあります。
ランドセルはクリーニングできるの?
さて本題。
ランドセル自体のクリーニングは行なっているのか?ですが答えは「はい」です。
宅配クリーニングサービスもあり、少し時間はかかってしまいますがランドセルのクリーニングをしてもらう事は可能です。
ランドセルのクリーニング料金はいくら?店別にご紹介
近くのクリーニング店で「鞄」などを扱っているお店があれば、ランドセルも受け付けてくれる場合があります。
だいたいランドセルのクリーニング相場は6,000円ほど。
ただし宅配クリーニングとなると基本的なクリーニング料+配送料を合わせて10,000円になる事もあるので宅配の方が割高にはなってしまいます。
でもお店が近くになかったり探し回るのが面倒な場合、出来れば宅配クリーニングができた方が助かりますよね。
全国対応のランドセルクリーニング店が幾つかあるので、そちらの店舗名と料金を合わせてご紹介します。
夢工房
住所 | 千葉県松戸市松戸1295 |
電話 | 047−382−6321 |
仕上がり | 約2週間 |
料金 | 4,000円〜 |
公式サイト | 夢工房 |
宅配クリーニングのラブリー
住所 | 神奈川県横浜市西区中央2丁目39-12 ラブリー本社ビル5F |
電話 | 045-594-8082 |
仕上がり | 約2週間 |
料金 | 6,000円〜 |
公式サイト | ラブリー |
クリーニングのデア
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区三橋3-234-1 |
電話 | 048-778-8585 |
仕上がり | 約3〜5週間 |
料金 | 12,000円〜 |
公式サイト | デア |
ランドセルのクリーニングのオプション内容は?
クリーニング店によってはオプションで色々な加工などをして貰うことが可能です。
勿論別途料金はかかってしまいますが(だいたい2,000円ほど)、施して貰うことで汚れなどが付きにくくなったり匂いを防いだりする効果も高くなります。
そのオプションについても簡単にご紹介していきます。
撥水加工
やはり子供登下校は急な雨なども付き物ですよね。
その時にオプションでつけることのできる「撥水加工」をプラスしておくと、雨・雪なども弾いてランドセルが痛むのを軽減することができます。
消臭加工
毎日使用していると真夏の汗の匂いや文房具や教科書類の匂い、雨などの雑菌臭などがしてくることがあります。
ただ消臭加工をオプションでやっておくと、匂いがつくのを防いで気持ちよく使うことができますよ。
リカラー(補色)
クリーニング店によっては「リカラー」を行なってくれる場合があります。
これは長年使っている間についた傷やシミ、擦れ跡なども綺麗に隠すことができます。
普通のクリーニングでは落としきれないボールペンやマジックなどもこのリカラーを施すことで綺麗に元どおりにすることが可能になります。
ただしリカラーを施せるのは本革に近い製品(コードバン・牛革など)のみ可能となっていますので、素材次第では難しい事もあるので前もって確認が必要です。
ランドセルのクリーニングの値段は?まとめ
ランドセルの汚れを自力で落とすのが難しい場合はクリーニングに出すことが可能なので、1度お願いしてみると良いです。
頑固な汚れになって落ちにくくなる前に早めに宅配サービスなどを利用して綺麗なランドセルを維持しましょうね。