「うちの子、全然数字に興味が無くて・・・」
「大丈夫大丈夫!うちだってまだ自分の名前も書けないのよー」
これから小学校への進学を控えたママが集まると、こんな会話を良く耳にします。
幼稚園や保育園に入園したばかりの頃「ママと離れたくない!」っと大泣きしていたあの子。
まだかわいい赤ちゃんだなぁと思っていたのに、いつの間にか自分で本を読んだり、数を数えている姿をみて
「あれ?うちの子は大丈夫?」っと焦るママも多いのではないでしょうか?
しかし身体や言葉の発達に個人差があるように、「ひらがな」「数字」への興味を持つタイミングも様々です。
周りの子が出来ているからと言って、無理に覚えさせようとしても簡単には身になりません。
まずは遊びを通して「ひらがな」や「数字」の存在を知ってもらうこと。
そして次の段階で、興味を持つキッカケを作ってあげる事が大切です。
そんなキッカケ作りのツールとしておすすめなのが「ドリル」です。
今回はそんなドリルが大好きな息子を持つ、私がオススメのドリルの選び方をご紹介します。
「ひらがなや数字になかなか興味をもってくれないお子さんをお持ちのママ」
「小学校に上がるまでに、子供に勉強の習慣をつけてさせたいママ」
ぜひ参考になさってくださいね。
幼児向けドリルは楽しい!
「ドリル」っと言うと、おそらく「お勉強するためのもの」と言う印象が強い人が多いのではないでしょうか?
そう思ったママ!!
ぜひ一度本屋さんの幼児ドリルコーナーを覗いてみて下さい!
ドリルへのイメージがガラリと変わると思います。
幼児向けドリルは「勉強するためのもの」っと言うより、遊びに近い感覚です。
ただひたすら書くだけでなく「切ったり・貼ったり・探したり」幼児でも飽きない工夫がされています。
なので「ドリルを買っても続くだろうか・・・」っと勉強に興味が薄いお子さんをお持ちのママでも大丈夫!
「ドリル」っと言う名前がついているだけで、勉強している感覚は少なくとても楽しみながら出来ると思います。
実際に、私の年中の息子もドリルが大好きです。
キッカケは小学生のお姉ちゃんと一緒に勉強をしたがるので試しに買ってあげたところ、見事にドはまりしました。
一度始めると集中力を切らすことなく1時間は平気で机に向かいます。
幼児用ドリルのおすすめの選び方とは?
はじめてドリルを購入するなら、いきなり「ひながな」「数字」と言ったお勉強系はおすすめしません。
「工作」や「迷路」などお子さんが興味のある知育ドリルからスタートすることで、「ドリルは楽しいもの!」と言う印象を持たせてあげる事が大切です。
そうすることで、毎日机に向かう習慣をつけやすく後に続きやすくなります。
みなさんも経験があると思いますが、大きくなってからもドリルは毎日コツコツと長く続けることが大事ですよね。
なので、まずはお子さんが興味のある分野のドリルを購入し毎日少しづつでも良いので机に向かう時間を作ってあげましょう!
入学前の幼児ドリル|有料と無料どっちがおすすめ?
これまでは「ドリル」っと言うと、本屋さんで売っているものが一般的でしたよね。
しかし最近ではネット上に「無料学習プリント」があるのをご存じですか?
その中でも特におすすめなのが「ちびむすドリル」です。
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幼児教材・知育プリント|ちびむすドリル【幼児の学習素材館】
幼児の知育教材プリントを無料ダウンロード・印刷
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ご覧頂くと一目瞭然ですが、とってもクォリティーが高い!
無料とは思えないほど種類が豊富で、選ぶのも楽しいですよ。
なので「勉強をさせたいけどドリルを買って3日坊主で終わったらもったいないなぁ・・・」なんて、思っていらっしゃるママさん。
いきなりドリルを買うよりも、無料プリントを使って習慣づくりからはじめてみるのも良いと思います。
ただし、無料とは言っても「用紙代」「インク代」は掛かります!!!
私の息子もプリントが大好き過ぎて毎日のようにプリントしていたところ、インクの減りが尋常じゃないほど速い・・・。
なのでカラーじゃなくても影響がないものは白黒でプリントするようにするとよりコストも抑えられ安心ですよ。
逆に「有料ドリルの方が便利だなぁ〜」と思うのは、やはり手間です。
無料プリントは種類が豊富なぶん、選ぶだけでも大変!!
最初のうちは良いのですが、だんだんやったことのあるものが増えてきますよね。
私の息子も「同じ問題は嫌だ!」っと言うので、違う問題を探すのにだんだんと時間が掛かるようになってきました。
そうなると忙しい時に「プリントしてー!」っと頼まれると、ちょっと手間と感じてしまうことも。
その点で有料ドリルなら、問題を選ぶ必要なし。
「やりたい!」っと言われた時に、一冊渡すだけですぐにはじめられるのでママの手間が圧倒的に少ないです。
それから無料プリントだと自分の好きな問題を多く選びがちですが、有料ドリルなら自然とバランスよく学ぶことが出来るのもメリット。
また1冊やり終えた時の達成感を得られるのも、冊子のドリルならではですね。
有料ドリルも無料ドリルも、それぞれのメリットがあるので、お子さんの性格や生活スタイルに合わせて選んで見て下さいね。
ちなみに併用もおすすめです。
ちびむすドリルこれがおすすめ!
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無料で始められる「ちびむすドリル」
「種類が多くてどんなものから始めたら良いの?」っと言うママのために、私の息子が特にハマったおすすめのプリントをご紹介します。
1、点つなぎ
数字に興味を持ちはじめた4歳ごろ試しにプリントを渡してみたところ、意外にもスイスイ解けて驚きました。
自然と「1、2、3〜」っと声にも出るので、言葉の練習にもなりますよ。
2、かるた
実は「かるた」はひらがなを覚えるのにとてもオススメ!
「ひらがなが読めないと無理じゃない?」っと思う人も多いと思いますが、意外と子供は「絵と言葉」で札を取ることができます。
繰り返し遊んでいるうちに、自然とひらがなを読めるようになっていて驚くと思いますよ。
3、しりとり
知らない絵が出て来た時には、どんなものなのか説明しながら進めることで言葉のボキャブラリーが増えるのがメリット。
絵を見て言葉を考えるので、想像力も身に付きます。
4、迷路
先を読む力を身に着けたいなら、迷路がおすすめ。
線を引く練習にもなります。
5、ぬりえ
最近の子は、鉛筆を持つ機会が少ないため筆圧が弱めと言われています。
ぬりえは、筆圧を強めるためのトレーニングとして最適なんですよ。
幼児のドリルのおすすめは?まとめ
「小学校までに自分の名前は書けるようにしておかないと・・・」って、入学前に焦るママも多いと思います。
しかし家で教えようと思っても、思う通りに興味を持ってくれなかったり、集中量が続かなかったりしませんか?
長女も小学校に上がる直前まで、自分の名前の読み書きすら出来ない状態でした。
「ようやく書けた!」と思っても逆さ文字、書き順がめちゃくちゃ・・・。
心配すぎるスタートでした。
しかし、実際に小学校に上がってみると思ってた以上に時間をかけてじっくり丁寧に教えてくれたので、
今まで全然興味を持たなかったうちの子でも、遅れを取ること無く付いて行けました。
ただし家での復習は必須!
学校で覚えたひらがなを毎日ドリルを使い繰り返し練習することで、確実に身にして行きました。
そのおかげで、時々ある小テストでもよく満点を取れるように!
でも逆にしばらくドリルをサボった時には、見事に0点を取ってきたことも・・・。
その時、改めてほんの1ページでも毎日コツコツ続けるって大切なんだなぁっと再認識しました。
こんな経験から、入学前にあえて難しい事を覚えさせる必要はないけれど、
ドリルを活用して毎日机に向かう練習をしておく事は大切だと思います。
「ちびむすドリル」など無料プリントもふんだんに活用して、楽しみながら勉強の習慣を身に着けてあげて下さいね。