ランドセルでいじめがあるって本当?
ランドセルで「いじめ」があるって聞いたことありますか?
実は、小学生がいる私の周りではランドセルの「いじめ」について全く聞きません。「奇抜な色はいじめられる」って聞いたことがありますが、私の周りでは奇抜な色=自分の意見を通して素晴らしい、または好きな色でうらやましい対象になっています。
様々な色や形が販売されているので、ランドセルも多種多様の時代です。なので、ランドセルに関して「いじめ」はほとんどありません。
ですが、調べてみると少なからずランドセルの値段、装飾などによって子どもだけではなくお母さんも「いじられる」「からかわれる」「バカにされる」などがあるようです。それがきっかけで「いじめ」に発展する可能性はゼロではありません。
私が調べたランドセルの「いじめ」について、これからランドセルの購入を考えている方の少しでも参考になれば幸いです。
ランドセルの「いじめ」になる場合の条件
ランドセルに関したことでいじめられることはほとんど無いといえますが、少なからずある事案の中で「いじめ」になる場合の条件をいくつか紹介していきます。
- 色
- メーカー
- 形(半かぶせ)
- デザイン性
- 値段
以上の条件の場合に、イヤな気分になったお子さんやお母さんがいたようですので、細かく説明していきます。
<色の条件>キャメルはいじられる!?
最近では黒・赤・青・紺・茶・ピンク・紫・水色・緑・シルバーなど、他にもパステルカラーと言われる淡い色なども含めれば数多くの色がランドセルとして販売されています。珍しい色では黄色や白色のランドセルもあります。
クレヨンや色鉛筆以上の種類の色のランドセルがあるので、最近では色で差別的なことはほぼないと言えます。
その中でキャメル(茶色)は各メーカーのベスト5に入る程の人気の色です。『1000人の先輩ママ・パパから聞いたランドセルに関するアンケート2020年版』のアンケートでは70票がキャメルを使用しているとの返答でした。そのアンケートでは第1位の黒、第2位の赤、第3位のピンクについでキャメルは第4位でした。
ただ、キャメル(茶色系)のランドセルを使用しているお子さんが他の子どもに「わー、う〇こ色!」と言われたことがあるという記事を見つけました。きっといじめをされる訳ではないと思いますが、おちょくられたり、いじられることはあるようです。
<メーカーの条件>大手メーカーのランドセルが無難!!
ランドセルのメーカーに関してもそれほど気にすることはありませんが、稀に子どものランドセルの価格やブランドを親同士で話し合うことがあるようです。
ランドセルのメーカーやブランドについて話題に出ているのは私立の小学校に通わせている高級志向の親御さんや高級住宅街に住んでいるご家庭が多いです。
実際子ども同士は何処のメーカー等は一切気にしていないですし、メーカーやブランドを気にするのは結局お母さん達です。
<形の条件>半かぶせはいたずらされる!?
最近では半かぶせのランドセルの形のデザインも増えてきましたが、小学校の全体数からみるとまだまだ数が少ないです。私の子ども達が通う小学校では半かぶせのランドセルは見たことがありません。
半かぶせはデザイン性が優れていて他とかぶることが少ないですし、とても中身が出し入れしやすいランドセルです。しかしまだ小学校の中では数が少ないので「他のみんなと違う」ことを気にするご家庭もいます。
その半かぶせランドセルですが、実は背負ったまま鍵を開けることができる構造になっています。なので、いたずら目的でランドセルを背負ったまま知らないうちに友達に鍵を開けられてしまう可能性があります。
<デザイン性>可愛すぎると高学年で浮く?
ランドセルの中にはシンプルなデザインもあれば、人気のキャラクターコラボやメーカーロゴ入りやブランドコラボなどのランドセルも多く増えてきました。
小学校入学前は6歳頃なので、好みがキラキラしたり、キャラクターが好きだったり、より華やかなものだったりします。決してその様なランドセルが悪いということは全くありませんが、高学年になってくると好みが変わる子が多いのが現状です。
私の家でも、キラキラや華やかなものが大好きな子どもがいるのですが、高学年のことを考えてよりシンプルなデザインのランドセルを選びました。
高学年は11歳や12歳になった際に、あまりにも可愛らしいデザインですとシンプルなランドセルの中で浮いてしまい、それが子ども同士の中で話題になり指摘されることもあります。
<値段の条件>高級より安いランドセルが危ない!?
最近では10,000円台のお手頃価格なものから高級素材の100,000円超えるランドセルがあります。
調べてみた結果、高級のランドセルよりも価格が安いランドセルについて差別ともとれない内容がありました。
そこには、20,000円台のランドセルを購入したら親族に鼻で笑われたとの記事がありました。他にも低価格のランドセルを購入してバカにされたという意見もありました。
値段については気にしているのは、お子さんではなくお母さん達大人の方です。
子どもはどのランドセルがどのぐらいの値段かどうかは知りませんし、興味もありません。親御さんの中には、ランドセルの値段を子どもの価値だと思っている人もいるようで、その考えを子どもに押しつける方もいます。
いじめが心配なときの対応策を紹介します
いじめが心配なときは無難なランドセルを選ぶことがおすすめです。ランドセルにまつわるいじめがほとんどないとはいえ、世の中には絶対はありません。
そこで、いじめが心配なときのランドセルの選び方についての対策を紹介します。
- 人気カラーのランドセルを選ぶ
人気のカラーで男の子なら黒系、女の子なら赤系やピンク系を選べば無難な選択です。 - 大手メーカーのランドセルを選ぶ
大手メーカーなら認知度が高く、親同士の話しでも臆することはないでしょう。 - 定番の形を選ぶ
圧倒的に多いのは全かぶせのランドセルですので定番の形なら目立つことはありません。 - 飽きの来ないシンプルなデザインを選ぶ
高学年にシンプルで大人しい色合いを好むことを頭にいれた上でデザインを選択すると良いでしょう。 - ランドセルの平均的金額を知る
大手メーカーの40,000円~60,000円のランドセルを選ぶと安心です。
まとめ
ランドセルの「いじめ」に関する事柄を調べてきましたが、ほとんどの記事がランドセルでいじめられることはほとんどないとのことでした。
私の周りでもランドセルで「いじめ」があるとは聞いたことがありませんが、調べてみたら全く無いことは言い切れないようです。お子さんだけではなくお母さんもイヤな思いをする可能性もごく稀にあるかもしれません。
ご家庭の事情や地域性などもあると思いますが、折角買うお子さんのランドセルですので後悔のないようにして下さいね。