こんにちは
ランドセルの学校の校長あさこです。
今回はリュックサックのお話をしようと思います。
この記事では
- 「通学や通塾でおすすめのリュックは?」
- 「通学用のリュックとランドセルの違いは?」
- 「小学生に人気の遠足用のリュックは?」
など、リュックサックに対する疑問を解決し、おすすめのランドセルを紹介しますね。
まずは通学や通塾につかうランドセルタイプのリュックについてお話します。
ランドセルタイプのリュックを使う子供が増えています
テレビの特集で見たんですが、ランドセルじゃなくリュックで通う小学生が少しづつ増えてきてるんですね。
安くて丈夫で軽いということで地域や学校で指定するカバンがリュックタイプのところもあります。
とは言っても、まだまだランドセルで通う子どもたちが大半だと思います。
実際に、リュックタイプのランドセルを使う子供は、息子の同級生にはいないです。
上級生になってランドセルが小さくなってしまった子どもたちが、普通のリュックで通学しているのは良く見かけますが・・・
小学生がランドセルの代わりに通学用のリュックってどんなの?
まずは、ランドセルタイプのリュックが普及している地域で、実際に使用されている定番のリュックを見てみましょう。
北海道小樽市の小学校が通学用に使っているリュック
北海道の小樽市では学校までの距離が遠い子どもたちが多く、昭和45年からリュックタイプのランドセルが普及しています。
かなり長い歴史があるんですね。
地元に根づいたカバンやさんがこだわって作ってるそうです。
ナップランド
「小樽市は山や坂が多くて雪も多い。通学に時間がかかる子供たちも多いので、もっと軽いランドセルを作れませんか?」
と小樽の小学校の校長や先生が、地元のカバン屋「カバンのムラタ」に相談して生まれたのがナップランドです。
発売当時は紺色と赤色の2色展開で、A4サイズには対応していませんでしたが、現在発売されているモデルはカラーバリエーションも豊富でA4クリアファイルも十分入る大きさです。
重さはなんと660g!めちゃくちゃ軽いですね。
今では、小樽市ではほとんどの小学生が普通にナップランドで通学しているそうです。
全国からの注文にも対応
今回調べるまで全く知らなかったブランドで、小樽市限定のリュックかなと思っていたのですが、全国から問い合わせも多く、ここ5年ぐらいは購入者も増えているそうですよ。
ブランド | ナップランド |
---|---|
製造元 | 村田商事株式会社(カバンのムラタ) |
素材 | ナイロン |
サイズ | 33.0cm x 28.0cm x 11.0cm(A4クリアファイルサイズ対応) |
カラー | クロ、ネイビー、アカ、ピンク、スカイブルー、クロxアカ、アカxクロ、アカxネイビー、ネイビーxアカ、ネイビーxスカイ、スカイxピンク、ピンクxスカイ |
重量 | 約660g |
価格 | 7,020円(税込) |
公式 | ナップランド |
色展開も可愛くてありだなぁ〜と思いました!
京都府向日市、長岡京市の小学校が通学用に使っているリュック
京都府宇治市や亀岡市、城陽市の小学校ではほぼ全域で採用されているランドセルタイプのリュック「ランリック」を紹介します。
ランリック(ランリュック)
昭和30年代〜40年代にかけて、ランドセルを買えない家庭の子供達がイジメられたりするという社会問題が発生してました。
昭和42年に当時の長岡町の小学校の校長が、もっと安価でもっと軽いランドセルを作りたいということで地元のカバン屋「マルヤス」と一緒に開発されたのがランリックです。
今では京都だけでなく滋賀県でも多く採用されています。
近畿地方以外でも購入者が増えているそうです。
参考:wikipedia
ブランド | ランリック(ランリュック) |
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製造元 | マルヤス |
素材 | ナイロン |
サイズ | 33.0cm x 27.0cm x 11.0〜17.0cm(A4フラットファイルサイズ対応) |
カラー | 黄色、赤色、紺色 |
重量 | 約670g〜850g |
価格 | 8,856円〜10,800円(税込) |
公式 | ランリック |
ランドセルとリュックの違い
ランドセルタイプのリュックをいくつか紹介したので、ここでランドセルとリュックの違いを検証してみましょう。
実際に購入したご家庭の口コミも参考にしました。
ランドセルよりリュックのほうが軽い
言うまでも無いですが、基本ナイロン素材なのでリュックの方が断然軽いです。実際に持ったときの体感は半分以下に感じます。
大きさも普通のランドセルとほとんど変わらないので、かなり軽く作られていますね。
通学の距離が長い小学生には負担が少なくて良さそうですね。
ランドセルよりリュックの方が安い
リュックタイプのランドセルのもう一つの魅力は、金額が安いということですね。
もちろん有名なブランドなどが作っているリュックで高価な物もありますが、定番のリュックはどれも1万円以下で格安です。
作りもしっかりしているので長持ちしそうです。コスパは最強ですね。
ランドセルタイプのリュックのデメリット
ここまで、良いことばかり書いてきましたが、リュックタイプのランドセルにはデメリットもあります。
教科書やノートなどがすぐにボロボロになりやすい。
特に問題はないですが教科書やノートの傷み具合は早いですし、収容した際の見易さという点ではランドセルに一日の長がありますので、ある程度、丁寧に扱えるようになるまではランドセルを選ぶというのも悪いことではないと思います。
この口コミにあるように、ランドセルのようにマチの部分にしっかりと形がついていないので、どうしても中に入れる教科書などの角が直接、外部と触れるのでボロボロになりやすいです。
私も口コミをチェックするまで気づかなかったですが、確かにリュックだと中の荷物も安定しないし、ボロボロになりやすそうですね。
ランドセルにはクッションの役割がある!
小学2年生の息子が車と接触しました。
その時にランドセルがクッションとなって、骨折だけで済みました。 かなりのスピードが出てたみたいで、警察の方にはランドセルがなかったらもっと重大な事故になっていた可能性が高いですと言われました。
ランドセルに救われました。 ランドセルにはこういった一面もあることを知って欲しくて書きました。
ランドセルには意外な一面もあるんですね。これはリュックのデメリットと言うよりもランドセルのメリットになるのかな?
実際にリュックだとクッションの役目は果たせなさそうですね。
ランドセルの代わりにリュックを使う子供は目立つ?(いじめられる)
入学からランリュックを使っていますが、イジメもないし学校もOKです。 教科書が入るサイズなら何でもOKな小学校です。
なぜか本人がランドセルは嫌だと言ってランリュックにしました。 入学した当初はクラスの子に、なんでランドセルじゃないかを聞かれたそうですが、息子は「なんでランドセルじゃないとダメなの」と聞き返したそうです。
今3年生ですが普通に使ってますよ。
うちの子供の学校はランドセルが指定されているのでリュックは使えません。
こちらは口コミをみても両論ありました。
実際にいじめというか、バカにされた子供さんもいましたし、反対に自分からリュックタイプが良いって気に入って通っている子もいました。
お子さんの性格や学校の状況で大きく変わってくると思うので一概には言えませんが、私はあんまり気にする必要は無いかな?って思います。
本人の意見を尊重してあげるのが一番だと思います。
もし、それでお子さんが嫌な思いをされたときはお母さんお父さんがちゃんと慰めて上げれば大丈夫だと思いますよ。
それでも、あまりにしつこく意地悪を言ってくる時は、私はガツンと言う派です(笑)
リュックタイプのランドセルを選ぶポイント
できる限り丈夫な物を選ぶ
リュックタイプのランドセルは基本ナイロン素材です。しっかり厚みのある素材かどうかの確認と、各パーツの結合部分の縫製はちゃんと確認しましょう。
縫製がしっかりしていて、外部との擦れなどで糸が切れてしまわないような工夫があれば安心です。
肩ベルトにこだわっているモノを選ぶ
リュック自体は軽くても教科書などの重さは当然かわらないです。多い時は4kg、5kgになることもあります。
ですので肩にかかる負担が大きくなりやすいので、肩ベルトにはしっかりこだわっているものを選びましょう。
塾にも使える!人気のランドセルタイプのおすすめリュック
学校への通学はもちろん、塾へ行くときも便利なランドセルタイプのおすすめリュックを紹介します!
キディーロング ナイロン ランドセル
60年以上ランドセルを作り続けている老舗のブランド「TIGER」のナイロンランドセル。
しっかりしたマチでリュックタイプのランドセルのデメリット「教科書やノートがすぐボロボロになる」が解消されています。
マチを2段にしたり型崩れしにくい工夫もされています。
肩ベルトや背当て部分にはウレタン素材のクッションを入れて肩への負担も軽減してくれます。
ブランド | キディー ロング |
---|---|
製造元 | TIGER |
素材 | ナイロン |
サイズ | 31.0cm x 24.0cm x 12.0cm(A4クリアファイルサイズ対応) |
カラー | イエロー、ネイビー、ブルー、ピンク、グリーン |
重量 | 約900g |
価格 | |
公式 | キディーロング |
A4フラットは対応外なのが残念ですね。
ゆめランド(カンガル)
こちらはTIGERランドセルの新作モデルです。よりリュックに近い形で洗練されたスマートなデザインですね。
従来のナイロン製のランドセルよりも機能性に優れています。登山用のリュックの良いところを取り入れて背負いやすく機能的に作られています。
教科書などの角がボロボロにならない工夫もされているので安心ですね
肩ベルトには2層のWクッションを採用してより負担が少なくなっています。
ブランド | ゆめランド(カンガル) |
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製造元 | TIGER |
素材 | ナイロン |
サイズ | 31.0cm x 26.0cm(A4クリアファイルサイズ対応) |
カラー | ブラック、サックス、ブルー |
重量 | 約1170g |
価格 | 20,520円(税込) |
公式 | ゆめランド |
残念ながらA4フラットは対応外です。
ナップランド
ブランド | ナップランド |
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製造元 | 村田商事株式会社(カバンのムラタ) |
素材 | ナイロン |
サイズ | 33.0cm x 28.0cm x 11.0cm(A4クリアファイルサイズ対応) |
カラー | クロ、ネイビー、アカ、ピンク、スカイブルー、クロxアカ、アカxクロ、アカxネイビー、ネイビーxアカ、ネイビーxスカイ、スカイxピンク、ピンクxスカイ |
重量 | 約660g |
価格 | 7,020円(税込) |
公式 | ナップランド |
PORTER(ポーター)のランドセル
こちらはちょっと例外です。
リュックタイプのランドセルとしてのメリット「安い」「軽い」を全く無視してるのですがカッコいいので紹介しますね。
毎年受注生産されている人気ブランドポーターのランドセル。
ポーター独特のナイロン素材と革のコンビネーションで洗練されたデザインです。
ランドセルとリュックの良さが上手く融合していて使いやすそうです。
ランドセルと同じくらいの重さで値段もランドセルより高いので、現実的に購入するのは厳しいですが、大人でも使えそうなおしゃれなランドセルですよ。
遠足などで大活躍のおすすめリュックサック
次に、遠足や普段のお出かけに使えるおすすめのリュックを紹介します。まずは選ぶときのポイントをお話しますね。
リュックは子供の体格にあったサイズを選ぼう
小学生と言っても低学年と高学年では体格に大きな差があります。
ですので6年間使用するサイズを選ぶより成長に合わせて2回購入するのがおすすめです。
ただ、少し大きめのものを購入しておいて対応することもある程度は可能だと思うので、ご家庭の状況に合わせて選んであげましょう。
リュック選びで失敗した先輩ママの口コミ
小学1年生の娘に花柄のかわいいリュックを買いました。
ネットで買ったのでサイズ感はわからなかったけど、6年生ぐらいまで使えたらいいなーと思って少し大きめにしたんだけど、ちょっと大きかったー。
肩のひもを一番短くしたんだけど、水筒とかお弁当とか入れると重さで紐が緩んできて肩からずり落ちちゃいます。
もう少し体にあったサイズを選べば良かった。
口コミにもあるように、ある程度のサイズ選びは大事だと思います。
お近くにアウトレットモールなどがあれば、複数の格安リュックを実際に背負って試せるのでおすすめです。
小学生のリュック選びのサイズの基準
低学年のリュックの目安サイズ
サイズ | 25.0cm前後x38.0cm前後x15.0cm前後 |
容量 | 15リットル前後 |
高学年のリュックの目安サイズ
サイズ | 30.0cm前後x42.0cm前後x19.0cm前後 |
容量 | 20リットル前後 |
あくまで目安ですので体格に合わせて検討してください。
おすすめのリュックサック5ブランド
OUTDOOR(アウトドア)
手頃な値段で機能性、デザイン性に優れたリュックが人気のブランド。
キッズの展開も多くてサイズ、カラーバリエーションも豊富でおすすめ♪デザインも毎年可愛いのがたくさん出てるので要チェックです!アウトレットや楽天などで、型落ちのモデルを探すと3,000円前後で買えるのでさらにお得ですよ♪
NORTH FACE(ノースフェイス)
ちょっと子供には贅沢かな?って思える人気のブランド。
ただし、モノはめちゃくちゃいいので長持ちします!大人に人気のモデルと同じモデルのキッズ展開なのでかっこいいですよ。
定番のモデルは楽天などで、安くなってることもあるのでチェックしてみてください♪
NIKE(ナイキ)
言わずと知れた人気ブランド。毎年可愛いデザインのキッズリュックも展開しています。
男の子だけでなく女の子向けのリュックもあります。
2,500円ぐらいのモデルも発売されているのでコスパも良いですよ。
ADIDAS(アディダス)
ナイキと比べると少し値段が高めですけど、大人も欲しくなるような洗練されたリュックが多いですね。
定番の3本ラインのモデルがおすすめですね♪
OCEAN & GROUND(オーシャン アンド グラウンド)
人気の子供服ブランドOCEAN & GROUNDのリュックも定番人気です。
デザインやカラー展開も豊富で3,000円前後で購入できるのも人気のポイントです。
型落ちや定番のモノは楽天などで安く買えることがあるのでチェックしてみてください♪
小学生のおすすめリュックまとめ
いかがでしたか?
気に入ったリュックは見つかりましたか?
遠足用のリュックは一つ購入しておくと、普段のお出かけなどにも使えてかなり便利ですので早めに購入しても良いですね♪
ランドセルの代わりに通学用に使うリュックも意外に可愛いかったですね。
まだまだ普通のランドセルが多いですが、候補の一つとして検討するのも良いのかなって思います。
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