「学童」は「学童保育」のことで、小学生が放課後や長期休みに預かってもらえる、共働き家庭やシングルの方にはとっても有難い場所です。
学童は他にも放課後児童クラブ・放課後児童会・児童育成会・学童保育所など場所によっていろいろな呼び方をされます。
この記事では
- 学童の預かってもらえる時間
- お迎えに遅れそうなときの対処方法
などをまとめました。
これからお子さんを学童に預けようかなって考えてて、ちょっと不安なパパ・ママの参考になれば嬉しいです。
学童のお迎えの時間は何時まで?
地域によっては様々な呼び方がある学童ですが、今までは自治体が運営しているケースが多く主に18時まで預かってくれるところが多いです。
中には、19時まで延長して預かってくれる学童もあります。
私は3児の育児中です。過去に2人の子どもを学童に預けていたことがあり、預けていた学童も閉時は18時でした。
自治体の運営なので、地域によって預かってくれる時間帯は変わってくると思います。
そして、最近は学童を民間企業などが運営するケースも増えてきました。
実は私の学区の学童は2020年度から自治体から民間企業に運営が変わります。
それに伴い、預けられる時間が、18時から18時30分に変更になる予定です。30分伸びるだけでも働くママには大変有難いですよね。
もしかして間に合わないかも!?そのときの対処方法とは?
働くワーキングママなら小学校に上がる前に、学童のことをインターネットで調べたり、説明会などに参加して知ることがありますよね。
その際に迎え時間を知ると「お迎えが間に合わないかも!?」と思うことありませんか?
私が働いているときは、保育園では19時まで預かって貰えました。
その為、残業や会議にも積極的に参加できましたが、正直学童の18時迎えではギリギリのお迎えになりました。
結果、保育園のときより残業が出来なかったり、会議に出れなかったりしました。
保育園ではもっと長く預かってくれていたのにという意見は本当に良く聞きます。
急な残業や会議が入ったり、予定より仕事が長引いたり、普段より道が混み合うなどいろんな理由で「お迎えの時間に間に合わないかも?」って状況になることはあると思います。
そこで、みなさんがとっている対処方法を紹介していきます。
学童のお迎え時間に間に合わない時の対処方法1|ファミリーサポートを利用する
ファミリーサポートとは子育てを援助してほしい人が、子育ての援助したい人が子育てをサポートしてくれる制度になります。
勿論、学童のお迎えやお留守番までしていただけるのでとても便利ですが、子育ての援助者との相性や予定などがあるので利用には注意が必要でしょう。
私の近くのファミリーサポートでは依頼件数の多い活動の中に、学童のお迎えや学校の放課後の子どもの預かりがあります。
仕事が間に合わないことで利用したり、学童ではなくファミリーサポートで預かって貰っているという話も聞きます。
値段は1時間に600円から1,000円と地域によって違いがあり、私の地域のファミリーサポートは1時間700円で19時以降は800円となっています。
地域によっても差があるのでお住まいの地域で確認してみて下さい。
利用する際には登録が必要になることが必要なので、未登録での急な対応は出来ないので計画的に利用しましょう。
ただ、地域によってはファミリーサポートが無いところもあり、定員がいっぱいで利用できないところもあるので確認は重要です。
学童のお迎え時間に間に合わない時の対処方法2|家族に助けてもらう
近くに両親や義理の両親が住んでいる場合は頼むことができます。
自分の親なら安心して子どもを預けることが出来ますし、お迎えも頼みやすいですね。
両親や義理の両親の都合がつけば急な仕事の都合での間に合わないにも対応してもらえることができます。
時間を何時までという縛りがないので、時間を気にせずお願いできますね。
子どもも、おじいちゃんおばあちゃんなら安心できるので、両親や義理の両親が近隣で住んでいるなら、是非協力してもらいましょう。
もし、義理の両親にお願いする場合は、お礼の気持ちを忘れずにして下さいね。
学童のお迎え時間に間に合わない時の対処方法3|民間学童
仕事の就業時間が確実に間に合わないなら、民間学童という手があります。
民間の学童は自治体が運営しているのではなく、民間企業などが運営しているので保育料が高いですが、遅い時間まで預かってくれるメリットがあります。
確実に毎日お迎え時間に間に合わない場合は、民間学童も一つの方法です。
民間学童では、学習面のサポートや預かっている間に習い事が出来たり、夕食や送迎のサービスがありサービスが充実しています。
私の地域の民間学童は、主なもので3つありました。
民間の学童1
小学校の放課後の時間になったらバスでお迎えにきます。
学童の場所に移動してから、英語学習が始まります。時間になったらバスで家の近くまで送迎をしてくれます。延長は20時30分までできます。
民間の学童2
放課後の時間送迎用のタクシーで学校まで迎えがきて、そこから曜日別に習い事があります。
帰りはお迎えに行かないといけませんが、夕飯も頼めばお願いできる上、19時以降の延長も可能です。
民間の学童3
学校までバスがお迎えにきて、学童時間は学習のサポートをしてくれます。
帰りはお迎えですが、夕ご飯も頼めばでるので忙しい方には有難いです。延長は21時まで可能です。
このように地域によって様々な民間の学童があります。
ただ、どこもサービスが充実している分、保育料やその他にかかる料金が高額です。
平均して1人で週5利用だと80,000円から100,000円かかることもあります。
学童のお迎え時間に間に合わない時の対処方法4|シルバー育成センターにお迎えを頼む
シルバー人材センターでは、仕事を依頼したい人に60歳以上の健康で働く意欲のある人材を有料で紹介してくれます。
雇用契約は直接することになります。そこで、学童から自宅まで迎えてくれる方を探すのも方法です。
希望の人材や事前の打ち合わせが平日に実施するなど、他にも決定まで2~3週間時間がかかるのが難点です。
利用するなら早めに動かないといけません。
私の地域のシルバー人材センターでの子育て支援は授乳・おむつ交換・沐浴のお手伝いなどが主な仕事でした。
ですが、他の地域では学童の迎えも行っているので、事前に電話で確認してみましょう。
料金を調べてみましたが、私の地域では提示されていませんでした。
調べてみると、お仕事内容によって料金は違うようでした。
地域によって一日か時給で換算されているかなどの違いがありますので、気になるようでしたらお近くのシルバー人材センターにご連絡してみて下さい。
学童のお迎え時間に間に合わない時の対処方法5|ベビーシッターをお願いする
ベビーシッターは主に0歳から12歳までの子どもに対応してくれます。
ベビーシッターには様々な資格を保持している方がいて、保育士や幼稚園教諭、小学校・中学校の教諭の免許を持っている方もいます。
サービス内容は、企業やベビーシッター別に様々ですが、学童のお迎えサービスや習い事のお迎えも対応してもらえる場合があります。
元看護師の方などのベビーシッターもいるので、病児・病後児の対応してくれる方もいます。
ただ、入会金の相場が20,000円から60,000円で、年会費は10,000円が一般的です。
基本料金の相場は1時間で1,000円から4,000円ほどです。兄弟の利用など、19時過ぎからの料金が変化する場合もあります。
私の地域で、一つの企業の基本料金は9時から17時は1時間1,800円で、17時から21時までは1時間2,000円でした。
地域にも企業によっても違いがあるので、気になる方は調べてみて下さい。
学童のお迎え時間に間に合わない時の対処方法6|その他の方法
他にも勤務地と学童の近くに引っ越して移動時間を極力すくなくする方法があります。
ただ、この行動は学童に必ず入会出来ていることと、前もっての準備が必要なので計画的に行って方が良いでしょう。
また、子どもに両親のどちらかが帰ってくるまで留守番させるという方法もあります。
しっかりした子は、練習をすれば留守番の仕方や電話の仕方を学ぶことができます。
ただ、低学年は最初の頃は、お昼前に下校したりと親を待つ時間が多くなり安全面で少々不安があるのは否めません。
そして、ママ友にお迎えをお願いする方法があります。ですが、一方に負担がかかってしまうとトラブルの元になるので注意が必要です。
ずっと頼める保障もないので期間限定として考えた方が無難です。
今まで紹介していた方法ができない場合は、勤務の条件を考え直して時短勤務を申請する方法もあります。
ただ、時短勤務は小学生の入学までという企業が多いので、現実的にとても難しいです。
なので、フルタイムからパートに変更したと言う話しも聞きます。
パートは無理でも、期間限定で時短勤務にお願いしてみるのも一つの方法です。
学童のお迎えの時間に間に合わない時の対処法|まとめ
学童のお迎え時間までに間に合わない場合の対処方法をいくつか紹介してきました。
保育園と違い働き方を考えさせられる小学校入学前ですが、是非お子さんの性格にあった方法を考えてあげて下さい。
小学校で環境が変わってお子さんの不安な面もあるでしょう。
お子さんの性格やご家族ごとの教育方針なども含めて、是非家族で話し合って一番良い方法を選んで下さいね。
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