ランドセルを購入する際に気になるのが値段ですよね。
そこで日本製のランドセルよりも安く手頃な金額なのが中国製のランドセルです。
値段は日本製の最低30,000円ほどに対し中国製は10,000円いかないものから20,000円ほどでコスパが凄いです。
実は私、小学生の子どもがいるのですがランドセルは日本製のものだけだと思っていました。
私の周りでも中国製のランドセルの使用する人がいないので、知ったときは驚きました。
そんな私が中国製ランドセルについて調べてみました。
中国製はコスパが良いので値段で選ぶには選択肢に入れたいところですが、中国製によっても種類があるようなので、ご紹介します。
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中国製のランドセルは2種類あります
ランドセルの中国製は大きく分けて二つあります。
- 日本で企画・設計して中国の工場で生産
- 中国で企画・設計・生産の全てを行う
一つづつ説明しますね
日本で企画・設計して中国の工場で生産
中国製のランドセルで有名なのが、澤田屋のランドセルです。
日本で企画して中国にある提携されている工場で生産・製造し、その後ランドセルは3回の検品を行っています。
1回目は中国で、2回目は集荷する際、3回目は日本国内でしているので、この3回の検品をクリアしないと市販されないので、品質は問題ありません。
値段も30,000円というランドセルの中では低価格な上で高品質なランドセルになっています。
他にもニトリのランドセル(キラピカわんぱく組以外)も日本製のランドセル素材を使用していて生産・製造は中国で行っています。
20,000円行かないものから40,000円切るランドセルがあります。
中国で企画・設計・生産の全てを行う
中国で企画から生産まで行うブランドはたくさんありました。
名前も聞いたことがないブランドばかりで色々な商品があって驚きました。
こちらのランドセルは10,000円しないランドセルから20,000円のランドセルが多かったですが、それより高いランドセルもありました。
ただ、実は中国製のランドセルをおすすめ出来ない理由があります。ではその理由を紹介していきます。
中国製がおすすめ出来ない理由1|6年間保障がついていない
中国製は値段がお手頃なのがメリットなのですが、6年保障がついていない場合があります。
もし、破損・故障した場合は保障が使用できない場合は買い換えないといけません。
特に小学生の男の子はランドセルを乱暴に使用すると聞きますので、6年保障が無いと親としては心配ですよね。
その点、日本製は作りが頑丈に作ってある上でしっかりとした6年保障もついています。
なので、6年間買い換えを考えていない場合では中国製はおすすめ出来ません。
そして、もし6年間保障がついている場合でも、工場が中国の場合は修理して欲しいランドセルを中国に送付しなければいけません。
その送料や保障内容によって修理代も購入者負担になるかもしれません。
その場合、修理時期の替えのランドセルもありませんので国内に工場がないのはデメリットが多いと感じます。
実際、6年保障付きの中国製のランドセルを購入した人がランドセルの不具合を日本国内にある保障先に問い合わせたのですが電話が繋がることがなく不安な思いをしたようです。
その様な不安を聞くと保障があったとしても、親は不安に感じてしまいますね。子どもにはランドセルを安心して使用して欲しいですね。
中国製がおすすめ出来ない理由2|作りが荒い
日本製のランドセルは卓越した職人の技術でランドセルを制作してくれています。
ですが、中国製の中には、一番痛みやすい縫い目が粗かったりと作り方が日本製より作りが雑との口コミを目にします。
より良いランドセルを選ぶ際には、注意する部分があります。
<縫い目>
●縫い目がまっすぐに縫われていう
●曲線部分の縫い目がしっかり縫えている
●穴の感覚が均等
<キザミ>
●7~9個の細かいヒダがある
縫い目もそうですが、キザミは特に手間のかかる高度な技術です。
中国製でもこの部分がしっかりしていれば問題ないですが、そうでないことが多いようです。
しっかり縫われている事で安心して6年間使用できる日本製のランドセルに比べ、しっかり縫われていかいことによっての故障や破損で結局1年を持たずに買い換えをしたという口コミもありました。
作りが荒いだけでなく、インターネットの情報と作りが違うという話しも聞きます。
中に多いのがA4フラットファイルが入らないと言うことです。勿論、情報ではA4フラットファイルが入ると書いてあったそうです。
後、ランドセルに汚れが目立つ状態で送られてきたり、傷がついいていたりと点検して発送しているのかを疑う声が多数ありました。
中国製がおすすめ出来ない理由3|丈夫さや耐久性が無い
中国製のランドセルのデメリットとして一番多いのが、6年間使用できるのかという不安の声です。
値段がお手頃なので、値段に合った作りかと納得されている方もいますが、中には数ヶ月で部品が取れたり、角に穴が開いて下地が見えてしまった口コミも見ました。
他にも何度も修理に出しては壊れを繰り返し、そのうち自分で直したり壊れたまま使用したりしている方もいます。
男の子は乱暴をランドセルに使用することがあると聞きますし、小学生のランドセルは重いときは7㎏になるデータもあるので、出来ればランドセルは丈夫で耐久性なランドセルが理想です。
中国製のランドセルは、何度か買い換えることの可能性や何度も修理に出すことを前提で考えて購入した方がよいでしょう。
中国製がおすすめ出来ない理由4|素材が悪い
実物を手にとり中国製のランドセルで感じるのが素材を安っぽく感じてしまうようです。値段がお手軽な分、素材を安くしているようです。
兄弟で上の子が日本製で、下の子が中国製のランドセルを比べた場合見た目でわかってしますように安く感じる口コミがありました。
中には素材の偽装しているランドセルもあるようで、口コミの中に素材が「ポリウレタン製」のランドセルを購入した方がいました。
日本製のランドセルの7割は「クラリーノ(人工皮革)」で多くのランドセルは丈夫で耐久性がある上、防水加工もされています。
この中国製のランドセルに使用されていた「ポリウレタン」は実は寿命が2年から3年しか持ちません。
後、温度や湿度の変化に弱く劣化しやすく、雨に濡れた後に長時間そのままにしておくと表面にひび割れしています可能性があります。
購入する前に確認して置けばいいだけかと思うかもしれませんが、口コミにはネットで「クラリーノ」と書いてあったのに購入して届いて見れば「ポリウレタン製」との記載があったそうです。
長く使用する為には「ポリウレタン製」ランドセルは丁寧に取り扱いすれば長持ちする可能性はあります。
ただ、その場合は雨が降った際はこまめにランドセルをタオルで拭かないといけないですし、気を付けて取り扱いしないといけません。
中国製のランドセルは買うな!まとめ
中国製にもしっかりした作りのランドセルはありますが、大半はやはり問題が多く
- 6年の保障がないランドセル
- 作りが荒く丈夫さや耐久性が無いランドセル
- 素材も粗悪なランドセル
などもあり、口コミではそれらを購入したことにより「後悔している」というコメントを見かけます。
悪い質の中国製ランドセルは決しておすすめできません。
インターネットで購入した人の中には写真と実物の違いに落胆して返品した人や使用して破損・故障した人の話も聞きます。
ランドセルを購入際に、購入金額を考えると中国製の値段の安さにつられがちですが、品質や保障もランドセルを使用する際には大切な重要事項です。
子どもにより良い小学校の時間を過ごしてもらう上でも、より良い品質のランドセルを見極める目を持って、ランドセルを選ぶようにしてください。