まだリコーダーを使う必要のないお子さんをお持ちのご家庭だと、そもそもリコーダーケースってどんな時に使うもので、用途はどんな事に使えるのか良く分かりませんよね。
リコーダーケースはどんなものか?必要か不要かどちらなのか?についてお話ししていきたいと思います。
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リコーダーケースってどんなもの?
だいたい小学校3年生くらいになると「リコーダー」の授業が始まってきますよね?
そこから卒業までは使用するので、結構長い期間持ち歩くことが増えます。
ただリコーダーは細長く、ランドセルに上手く収納できない為、ランドセルに入れられない場合手提げカバンなどを使用して手で持ち運ばなければいけません。
そんな時リコーダーケースがあれば、手も開けたまま登下校することができます。
このリコーダーケースはランドセル側面のベルト部分に取り付けられるようになっていて、デザインも多種多様で好きな色や模様を選ぶことができます。
ぶっちゃけリコーダーケースは必要?不要?
本題ですが、ぶっちゃけリコーダーケースって本当に必要なのか?気になりますよね。
もしかして場合によっては不要なのでは?買ってからいらない!なんてなったら勿体ない!と思ってしまいます。
結論から言いますとリコーダーケースは「買っておいて損はない」です。
今ではランドセル購入時に付属でついてきたりもするそうですが、今はほぼリコーダーケースを使っているお子さんが多く感じます。
リコーダーは、毎日持ち帰って練習する学校と普段は学校に置きっ放しで学期末だけ持ち帰る学校とがあります。
お子さんの練習頻度によっても事情が変わってきますが、持ち帰ることが多い場合は、やはりリコーダーケースがある方が便利です。
リコーダーを持ち帰らない日でも折り畳み傘用収納としても使えるので、無駄ということは無いです。
リコーダーケースを不要と感じた人の意見は?
ただ中には「買う必要がなかった」と感じたお子さんや保護者さんがいるのも確かです。
その意見としては、
- たまに緩くなって落ちてしまうときがあったので、逆に危ないって思った
- うちの学校では毎日持ち帰りが無かったので、結局買った意味があまりなかった
- 3・4年生くらいはまだ持ち帰る荷物などがそこまで多くなかったので、普通に大マチ部分に斜めにして入れられた
- 学期末・リコーダーのテスト前しか持ち帰らないのでそこまで必要じゃなかった
です。
家に持ち帰って練習する頻度や、ランドセル自体のマチが大きくなったことを考えると実際は持ち帰れない訳でもないのであまり必要性を感じなかったご家庭もあるようです。
不要と感じたのは昔と今のランドセルの違いが原因だった
リコーダーケースって親御さん達が小学生の頃、使っていた記憶がないって思いませんか?
なんとなくランドセルに入れて帰ってきたことは覚えているけど、それなら今の子達もランドセルに入れて帰って来れば良いんじゃないの…?と疑問に思ってしまいます。
実はリコーダーケースが必要になったのは、昔と今のランドセルに違いがあるからなのです。
昔のランドセルではどうやってリコーダーを入れていたの?
よく考えると昔ってリコーダーケースなんてつけていなかったような気がしませんか…?
そうなんです!昔のランドセルではそれが必要なかったんです。
何故なら、昔のランドセルは収納口とフタの間に隙間部分があったからです。
ランドセルの収納口とかぶせ部分の間に遠い昔のランドセルは隙間がありましたよね?
ですから、その隙間に置くことができたのです。
それでもきちんとランドセルのかぶせは閉まりましたから、リコーダーケースがなくても充分収納可能だったんです。
今のランドセルではどうして入れられないの?
今のランドセルをよーく見てみると、収納口とかぶせ部分を横から見てもほとんど隙間が無く作られています。
何故かと言うと、雨などが強い日に昔のランドセルは横雨が入りやすく家に帰るとプリント類がビチャビチャに濡れていたり教科書もふにゃふにゃになってたりします。
そういった雨などを入れさせないように今は隙間が無いように作られています。
それから高学年になると色々なプリントや教科書など荷物を沢山持ち歩くようになるので、そもそもランドセルの中に空きが無い状態になります。
そんなギュウギュウ状態のマチの中に上手く入れられる訳もなく、結局手で持ち歩かなければいけなかったりします。
だいたいA4フラットファイル対応のランドセルは縦の長さが約30㎝、リコーダーは約33㎝になるのでやはり斜め入れが必須になってきます。
ただかぶせと収納口の隙間自体が狭くなっているので、そうすると施錠が上手く噛み合わなくなって閉めるのも大変になります。
ですから「リコーダーケース」と言うものが専用で売られるようになったんですね。
リコーダーケースは色々なものに活用できる!
リコーダーケースがあると他の事にも利用できます。
例えばリコーダーの持ち運びが必要ない場合、「折り畳み傘」を収納するケースとしても利用できます。
急に雨が降ってきても大丈夫なように、折り畳み傘を入れておくと安心ですよね。
このようにリコーダーケースがついていれば、折り畳み傘を収納する場所としても使えるので結構使い勝手が良くなります。
リコーダーケースの人気は?
今では100均でもリコーダーケースは購入できますが、やはりデザイン的に少し大人っぽさも欲しくなってしまいます。
ランドセルにつけても違和感がなく、むしろお洒落に見えるそんなリコーダーケースの人気メーカーさんを少しだけ紹介していきたいと思います。
セイバンのリコーダーケース
セイバンと言えば「クラリーノ」で有名ですが、このリコーダーケースもクラリーノ素材で作られているためとても丈夫でランドセルにも違和感がなくつけられます。
マチベルトに取り付けるタイプで、カラーは全9色からお選び頂けます。
それから撥水加工を施してあるので、雨にも強く長持ちさせることができます。
耐久性・デザイン共に人気が高いリコーダーケースですね。
萬勇鞄のリコーダーケース
リコーダーケースと検索すると必ずヒットするのがこの「萬勇鞄」さんです。
なぜ人気かというと、ランドセル自体に元々付属されているから!
それも取り外し可能な取り付け方ではなく、取り付け不可でしっかりつけられているので使うことを前提に作られています。
取り外ししたい方には向きませんが、すぐリコーダーケースが外れてしまったりする心配もないので安心して使えます。
ランドセル用のリコーダーケースは必要か?まとめ
リコーダーケースについて色々ご説明していきました。
昔には無かったような…と思ったら、今時のランドセルで状況が変わった事がわかって頂けたと思います。
一応あって損はないものなので、お子さんが好きそうなカラーやデザインのものを前もって購入しておいたり、付属のリコーダーケースを使って収納しましょうね!
手荷物も少ない方が安心・安全に登下校できますよ!